ヒアルロン酸注入のしこり

に対するMicro surgery。切らずに、しこり(肉芽種組織)を除去します。切らずに除去する当院が独自に開発した画期的治療法です。

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も同様に治療可能です。

ヒアルロン酸注入後のしこりについて

ヒアルロン酸を含めたあらゆる注入剤は、一定の確率で、いわゆる「異物肉芽種」(Foreign body granuloma))というものを作り出します。しこり(異物肉芽種)は、免疫細胞の、主にマクロファージの注入剤(及び、それに巣食う細菌)に対する反応です。しこり(異物肉芽種)の中では、マクロファージは活性化され、巨細胞として存在し、異物を吸収しようとします。注入後比較的早期に作り出すこともあれば、数年後に生じることもあります。生じる確率としては、製品によって、0.02%からものによっては、15%ほどにもなります。原因としては、何らかの感染がきっかけになっていることが、有力視されており、細菌によって生じる biofilm(菌膜)に対する体の攻撃反応とも言われています。

しこりが生じる理由

しこり(異物肉芽種)が生じる過程:注入された異物に対し、まず、好中球と言われる免疫細胞が突入し攻撃を仕掛けると同時に、異物に補体やフィブロネクチンと言われるたんぱく質をくっつけ、炎症を起こします。その炎症により、「単球」という細胞が集められ、マクロファージに変化して、しこり(異物肉芽種)に攻撃を開始します。マクロファージは、注入剤を貪食して、吸収しようとしますが、粒子が大きすぎると、マクロファージ同士が合体して、巨細胞となる必要があり、これが、肉芽種の原因となります。

しこり(「異物肉芽種」)は、組織のタイプにより3つに分類できます。

1、嚢胞性肉芽種:無菌性の嚢胞を作ることが多いです。注入から2ヶ月〜1年程度で生じます。ヒアルロン酸の注入で生じることが多いです。なお、製品毎に組織像は違ってきます。例えば、レシチレンでは、蜂の巣状になり、ジュビダームでは、均一な組織像になります。

2、浮腫性肉芽種:好塩基球の浸潤を特徴とし、肉芽種の周辺に浮腫を生じ、炎症が起こっていることが多いです。アクアミド(ポリアクリルアミド: polyacrylamide)などがこのタイプになります。

3、硬化性肉芽種:ダーマライブ(Dermalive)などが有名です。半年から2年の間に起こることが多いです。

覚えていただきたい事としては、吸収されるされないに関わらず、注入剤による肉芽種は一定の確率で、誰にでも生じます。

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